
皮膚科診療
皮膚の症状と治療
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気のことです。
ダニやハウスダストなどに対するアレルギー反応を伴うことも多く、当院で一度の採血で39項目アレルギー検査が出来ます。


治療は外用療法、漢方、免疫抑制剤などの内服療法、デュピクセント注射、スキンケア指導などをおこなっております。長年苦しんでおられた方が新しい注射薬によってかゆみも皮疹も劇的に良くなる時代が来ました、是非御相談下さい。
かぶれ(接触皮膚炎)
皮膚に何らかの物質が触れ、刺激やアレルギー反応となって炎症を起こしたものです。
化粧品や毛染め、アクセサリー、金属、植物など様々な原因があります。
原因物質の特定は難しいこともあり、必要に応じてパッチテストを行っております。
24種類の原因物質シリーズを背に貼付するパッチテストパネル

16種類の金属パッチテストもあります(背に貼付し、2日後に剥がして判定)
御希望の方はTELにてご相談下さい。
にきび(尋常性ざそう)
ニキビの原因は毛穴のつまり、皮脂分泌増加、アクネ菌の増殖などがあります。
ニキビを放置すると凹んでしまったり深い赤みが残ってしまうので早めの受診をお勧めします。
治療は抗菌剤外用や内服、毛穴のつまりを改善するベンゾイル外用、漢方薬内服などその方の肌に合わせた処方をします。
治りにくい場合にケミカルピーリングやフォト光治療(自費)にてニキビやニキビあとの赤みの治療を行っており効果が高いです。
乾癬(尋常性乾癬、関節症性乾癬)
かんせんとは、皮膚に赤く盛り上がった発疹が生じ表面に粉がつく病気で、頭部、背、腰、肘、膝などに出やすい傾向があります。
当院ではステロイドやビタミンD3軟膏、アプレミラスト(オテズラ錠)内服に加えて
紫外線療法(エキシマライト)も行っております。
近年新しい生物学的製剤も増えており、経過が長く治りにくい方や関節症状がある方など、専門医への紹介も行っておりますので一度御相談下さい。
掌蹠膿疱症
手のひらや足の裏に小さな水ぶくれが出来る病気で鎖骨付近が痛くなることもあります。
ステロイド外用や様々な内服療法を行ったり、紫外線治療も行います→エキシマライト
へんとう炎や歯周炎、金属アレルギーが関与する場合もあります。(必要な方には当院にて金属パッチテストを施行しております)
男性型脱毛症AGA
前頭部や頭頂部の髪の毛が薄くなる現象をいいます。20代後半~30代に症状が見られ始め、遺伝と男性ホルモンが原因と考えられます。
自費にてデユタステリド、フィナステリド(男性ホルモン阻害剤)内服を御相談下さい。
わき汗、手のひら多汗症
わき汗にはエクロックゲル(12歳~)ラピフォートワイプ(9歳~)手のひらにはアポハイドローション(12歳~)を処方しています。
お子様でもお困りの方は御相談下さい。
花粉症
アレルギー検査(採血)にてスギ花粉症と診断された方に、スギ舌下免疫療法(シダキュア錠)治療行っています。