透析診療
透析診療案内
Dialysis
診療時間
時間帯 | 月・水・金 (7:35 〜 21:20) | 火・木・土 (7:35 〜 12:00) |
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朝 | 〇 | 〇 |
昼 | 〇 | ✕ |
夜 | 〇 | ✕ |
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月,水,金曜日は3クール行っています。
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火,木,土曜日は午前中1クールのみです。
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祝祭日に関係なく曜日で決めたスケジュールに従います。
概要
通院でのブラッドアクセス(シャント)作成から透析導入、そして維持透析まで一貫した治療を行います。
シャント造設後の血管狭窄に対して経皮的血管形成術(PTA)も当院で行っています。
多くのスタッフを配置して透析中のきめ細かい管理やフットケアも行っています。日常生活や食事療法などの問題について親身に相談に乗り、ご家族とのコミュニケーションも大切にしています。
送迎が必要な患者様はご相談ください。
主な設備について
当院に導入している放射空調システムは従来の空調と異なり、治療中に気流が当たってつらいという患者さまの悩みを解決します(木村工機株式会社)。
また災害に強い透析施設を目指し自家発電装置の導入、透析関連装置の心臓部ともいえる機械室の装置には免震システム(アイディールブレーン株式会社)を導入しています。
さらに災害発生時の患者様の迅速な避難が可能なように、透析室を1階に設けています。
加湿器の設置
細菌やインフルエンザの感染予防には、湿度のコントロールが欠かせません!
細菌、ウイルスなどは湿度 40~60%に調整することで感染予防に繋がるといわれています。 また湿気があると「鼻」や「のど」など の粘膜にウイルスが吸着しにくくなり、体内に侵入するのを防ぐ効果があります。
冬は低温低湿度の外気の 影響で、建物内も湿度が低く乾燥します。さらに、室内では暖房の使用により益々乾燥する傾向にあります。 当院透析室では、乾燥予防に市販の加湿器6台を用いての加湿を行っていましたが、湿度は約28%で上記の快適な湿度を達成できていませんでした。
この度、天井埋め込み型滴下加湿器を設置することにより48%の湿度を達成および維持することが出来るようになりました。
イオン、オゾン発生器の設置
イオン発生器から放出されるマイナスイオンは目に見えるものではありませんが、空気の浄化、脱臭、肌にツヤやハリが与えられることや、ストレス軽減やリラックス効果、静電気抑制などが期待できると言われています。またオゾンにも除菌、脱臭効果があると言われています。
この度、当院透析室では放射空調(無風エアコン)システムにイオン・オゾン発生器を15台設置しました。
透析液の清浄化
当院では、開設当初より透析液清浄化に取り組み、2008年日本透析医学会が提唱している置換用透析液水質基準を全ての透析装置で達成しています。
置換用透析液 | 殺菌数 10-6CFU/mL 未満
ET 0.001EU/mL 未満 |
超純粋透析液 | 殺菌数 0.1CFU/mL 未満
ET 0.001EU/mL 未満 |
透析液 | 殺菌数 100CFU/mL 未満
ET 0.05EU/mL 未満 |
透析用水 | 殺菌数 100CFU/mL 未満
ET 0.05EU/mL 未満 |
日本透析医学会(JSDT)透析液水質基準 2008
透析液清浄化と透析液の流れるライン及び透析装置内の洗浄消毒
洗浄消毒には、十分な注意を払っています。写真は4年半使用した透析装置内の写真ですが、変色や錆などはなく新品同様でした。